党の国内酒業振興議員連盟を開催しました。私はその会長を務めています。
大きな論点は、「酒米」。
昨今の主食用米の高騰で、これまで酒蔵との契約で酒米を作っていた農家の皆さんが、主食用米に移る動きがあり、酒蔵の皆さんは、酒米が安定的に調達できないのではないかと大変強い危機感を持っています。
この問題は、酒の所管省庁たる国税庁のみならず、コメを所管する農水省との協議が不可欠です。そこで今日は、農水省、国税庁、日本酒造組合中央会の皆さんと集まり、現状を確認しました。
その上で、農水省に対して、酒米の安定確保に向けての必要な予算措置を求めることなどの「決議」を当議員連盟で採択しました。
これを来週、農水省の政務三役に対して申し入れる予定です。
昨年末に、ユネスコの無形文化遺産登録を受けた「伝統酒造り」。高まる機運をそぐことのないよう、私たちもしっかり後押しをしていきます。