自民党の裏金問題を受けた政治改革の論議。今日、与野党協議の2回目の会合を開きました。
私たちからの要請を受けて、自民党からは、自民党としての法律案要綱が示されました。
それを見ると、極めて問題の大きいものでした。
ひとつには、企業•団体献金の禁止については、何も提案なし。説明した小泉進次郎氏によると、企業•団体献金は問題視しないということです。私たちとは全く考えが異なります。30年前の政治改革の時から、「残された宿題」として今に至っています。カネで政治が歪められることのないよう、今回結果を出していくことを強く求めました。
もうひとつの点は、政策活動費の取り扱い。自民党は文字上では「廃止」としながらも、法文上は、公開に配慮が必要なものとして、外交上のものとか、業務上の秘密とか、何やかにやと理屈をつけて公開しないものとなっています。まさに抜け穴。これでは「政策活動費の廃止」には全くなりません。
今日夕刻、野党7党で、政策活動費廃止法案を共同提出しました。自民党案のような抜け穴もなく、すっぱりと政策活動費を廃止するものです。これをぜひ成立させていきたいと思います。