衆議院議員 大串ひろしブログ

大串博志(民主党)のオフィシャルブログ

諫早湾干拓

漁業者にも、農業者にも打開策を

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超党派の議員連盟、公共事業チェックの会の議員団で、諫早湾干拓関連の視察が行われました。

私も今日、中央干拓地の視察に参加してきました。

諫早湾干拓ができたことによって新たに作られた、500ヘクタールを大きく超える中央干拓地。その中をまわって驚いたのは、私の目から見てですが、農地の利用度が明らかに低いこと。

パッと見ただけでも、相当の面積で、何も作られていない、低利用のところがあります。

当初、この干拓地への入植者を募る際、行政側は、7、800万円レベルの年間農業所得が得られると宣伝したという話も聞きました。

しかし、実際は今の日本の農業全体の苦境です。それに加えて、さらに厳しい現状が中央干拓地にはあるのではないかと思われました。

諫早湾干拓の内と外の双方で見られる深刻な状況。諫早湾干拓とは一体何だったのかと改めて思います。

開門調査を求める私たちは、単に漁業者の視点からのみこれを主張しているのではありません。中央干拓地において営農する農業者に対して適切な支援の策を講じることで、両者が現状を打開できる道を探していく、これは政府の責任だという思いからの訴えなのです。

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諫早湾干拓問題・・山本新農水大臣はどう行動するのか

今度の金曜日に、山本新農水大臣が、佐賀、長崎を訪問し、諫早湾干拓問題について両県の関係者と意見交換を行います。もちろん私も参加するつもりです。

大臣就任後、国会が始まる前に現地を訪れておこうという考え自体は評価します。しかし問題は、その結果を行動につなげていくことができるか。

ここ何代かの自民党の農水大臣は就任後しばらくしてから同様に現地を訪問しました。しかし、そこで現地の声を聞くような素振りだけ見せて、その後は結局裁判所任せ。政治が判断しない姿勢を示してきました。

このところは、裁判所に押される形で、政府の方から和解案なるものを提示してきましたが、それは開門を前提としないものであって、私たちとして受け入れられるものではありませんでした。それどころか、この和解案を受け入れられない場合、裁判結果によっては既存の有明海再生予算もなくなるぞ、ということを脅し文句のようにちらつかせてきていて、その一事をもってしても、こちらとしては到底受け入れ不可能です。

そのような中で、山本新大臣は、今回何を語るのか。現地に来て意見を聞く素振りだけ、なのか。

注視していきたいと思います。

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裁判所としての統一見解はあり得ないと裁判所が言っているとのに

森山新農水大臣が来佐しました。諫早湾干拓の問題で、漁協関係者、県市町関係者、そして原告団弁護団らと意見交換するためです。
繰り返し、森山大臣からの、政府側の考えの主張は、裁判所に対して、開門すべきか否か、統一的な見解を求めていくというもの。

しかし、最近は裁判所自身が、裁判ケースによって、開門について異なった判断はありうると明言しているので、裁判所に統一見解を求めるというのはそもそも無理なこと。

その無理なことを、相変わらず言っているというのは、政府としての究極のサボタージュと言わざるをえません。

憤りを通り越して、呆れる、という思いです。

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裁判に任せる、不作為

諫早湾干拓の開門訴訟。今日の福岡高裁での判決は、開門請求を認めず。
裁判所の判決がまたしてもわかれる、との報道に当然なりますが、繰り返しこのブログでも書いているように、これは日本の裁判制度を前提とすればあり得ること。

日本の裁判は、具体的な人に対する、具体的な被害があったり、利害関係があってはじめて成り立ちます。すなわち、それに対する判決というのは、その個別具体的な事例に即して出されます。

したがって、ある漁業者が訴える被害については開門が妥当と判断したり、ある漁業者の被害については開門までは必要ない、と判断したりすることがあり得るわけです。

今回もそのあらわれです。

そこで言えることは何か。安倍政権が、開門問題について、「まずは裁判の成り行きを見る」とのスタンスを取り続けていることが、いかにおかしいかということです。

裁判は、具体的な被害を受けた人、について延々と起こり得ます。したがって、裁判の成り行きを見る、では永遠に開門しないということを言っているのと同じ。

言葉を変えた不作為、言葉を変えた開門拒否。

極めて不誠実な態度です。

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諫早湾干拓開門制裁金に対して課税?

諫早湾干拓の開門について、これを開門確定判決通り実行しない政府に対して、原告たちは「間接強制」という手段をとり、裁判所の判決を通じて国に制裁金を課すことで開門を実現していこうとしています。
この制裁金について、国税側が税を払えと言ってきているということです。制裁金に対して課税というのはどういうことか?税の理屈もわかりますが、なぜこういうことになったかという全体像からはいかがなものかな、と思います。

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