ウクライナへのロシアによる侵攻から一年が経ちました。戦況は依然として厳しく、長期化の様相を呈しています。

我が国としては、各国と連帯しながらロシアへの制裁を課し、さらにはウクライナへの支援を継続していくべきです。

プーチン大統領が、新STARTの履行停止を一方的に宣言するなど、核による脅威を高めていることは極めて憂慮される状況です。

一方で、エスカレーションは避けなければなりません。

ロシアによるウクライナへの侵攻をきっかけに、世界全体で安全保障に関する不安感の増大から、軍事上のエスカレーションにつながるようなことのないよう、冷静さも保つ必要があります。

このバランスが極めて重要です。