今日、党の国会対策委員会にて、「知床遊覧船事故検証チーム」を立ち上げました。私はその座長として取り組みます。

14名の方々の命が奪われ、いまだ12名の方々が行方不明という、悲しいという言葉では言い尽くせない、深刻な事故でした。

なぜこの事故を防げなかったのか。

私は、国交省の対応の不備も大きいと思います。

昨年、有限会社知床遊覧船が二度の事故を起こした際に、国交省が6月に行なった特別監査。これが本当にしっかりした監査となっていれば、この事故は防げたのではないか。そんな思いが強くあるからです。

今日、国交省はやっと、その特別監査の際の「行政指導」や同社の「改善報告書」の内容を開示しました。

その内容を今日、ヒアリングにて確認しましたが、やはり予想通り十分な監査が行われていたとは到底言えないような内容でした。

例えば、陸上と船との連絡手段の問題。今回の事故において、船とは携帯電話で連絡をしており、圏外であったために連絡が遅れたのではないかという問題があります。

この点、昨年6月の監査の際、船の衛星電話が使えることをきちんと確認したのか。そのことを問うたところ、国交省からは「船に衛星電話があることは確認したが、それが使えるかどうかは確認しなかった」と。

これが行政による、法律に基づく「監査」と言えるのか。

国交省に対応については、まだまだ確認すべき点が残っています。来週水曜日には衆議院国土交通委員会で、本件についての集中審議が行われます。それに向けてさらに事実関係の解明ができるよう、取り組んでいきたいと思います。
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