衆議院予算委員会で質疑に立ちました。

主に取り上げたのはオミクロン株対策。そして特に指摘したかったのは、岸田総理のオミクロン株対応の「後手」。

というのは、岸田総理は繰り返し「最悪を想定して対応」とは言いますが、今の感染状況への対応を見ていると、とてもそうは思えません。

例えば、ワクチン3回目接種。これが鍵を握ることは他国の例を見てもよく分かります。しかし、日本の3回目接種進捗率は、G7各国の中でも圧倒的に低い状況。岸田総理は前倒しと口では言いますが、具体的にそれをどう行っていくか、実効性ある取り組みが見えません。

自宅療養者への対応も然り。今自宅療養者は急速に増加しており、心配です。政府は、これらの方に陽性判定の当日もしくは翌日に保健所等から健康観察のコンタクトが届くことが、自宅療養を認める条件としています。しかし、政府はこれだけ自宅療養者が増えているにもかかわらず、このような体制が整っているか、自治体に確認もしていません。これから「自宅放置」されたような状態の自宅療養者が増えることは明らかです。

このようなことを取り上げました。

安倍政権、菅政権でも大きな問題となった「後手後手」の対応。岸田政権においても、繰り返されています。
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