3月21日に、政府が首都圏の緊急事態宣言を、何がなんでも解除したいと考えた場合、その根拠とするのは病床利用率の改善か。

確かに、病床使用率は下がってきています。ただまだ十分なレベルではありません。

一方、1週間平均の新規感染者数はリバウンド傾向であり、これを過小評価することは大変危険です。これが続けば、病床利用率もすぐに再び悪化します。

現在の環境下で、病床利用率の低下が、緊急事態宣言解除の強い根拠となり得るか、私には疑問です。