東日本大震災から今年で10年です。

東日本大震災の記憶を風化させてはならない。復興はまだまだ道半ばです。

今日、党の農水部会で、農林水産業における復興の状況について政府からヒアリングを行いました。

東日本大震災で、農林水産関係では、合計で2兆5千億円近くの被害が発生しました。阪神淡路島大震災の際の約26倍。

しかし、農林水産の面でも復興は途上です。

例えば、原子力災害で被災し営農ができなくなった地域では、まだ3割程度しか営農を再開できていません。同じく原子力災害を受けた福島県では、水産業の水揚げ量は震災前の17.5%にとどまっています。

このような状況を見ると、「復興はまだ道半ば」どころではない厳しい状況がいまだに続いていることがよく分かります。

このことを日本全体として改めて確認しながら、さらなる復興に取り組んでいかなければなりません。
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