全国での新型コロナウイルスの感染が拡大しています。大変懸念されます。

これまで繰り返しこのブログでも訴えてきましたが、菅政権において、この秋冬の同時流行期に向けての備えは、本当に不十分と言わざるを得ません。

そのことは、一点でわかります。予算を措置していないからです。使える予算は予備費だけなのですが、秋冬に向けて予備費の支出は全く不十分です。

北海道で感染が拡大していますが、その結果医療体制は逼迫してきているということです。これまで第一波、第二波を経験してきていながら、今回もまた「後手」なのかという感じです。

明日、菅総理は第三次補正予算案の策定に向けた指示を出すようです。その中でコロナ対策についても打ち出すのでしょうが、はっきり言って手遅れの感があります。

なぜなら、第三次補正予算が成立するとしても最速でも来年の初め。冬の真っ盛りの時期で、既に感染がかなり拡大している可能性があります。

前もって必要な手を打つのが、感染症対策の鍵ではないでしょうか。にもかかわらず第一波、第二波の経験に全く学んでいない菅政権のあり方は大問題です。