Go toキャンペーンについて、今日、唐突な形でしたが、東京を発着する旅行については除外するということが国交大臣から発表されました。

今の東京都を中心とする感染の拡大からすると、Go toキャンペーンを前倒しして当初想定の形で進めるということはあり得ないことです。

しかしながら、東京を外す、というやり方が本当にいいのかという問題も残ります。ひとつには国の税金を使って行う事業なので、東京だけ不公平な取り扱いをすることには、政府に相当の説明責任が生じます。

また、かなり急な変更なので、キャンセルの扱いも含めて事務的に混乱なく進められるかという問題もあります。

昨日の衆議院予算委員会で、西村大臣は「16日に開かれる分科会で専門家の皆さんに議論してもらうので、それを受けて国交省において適切に判断されると思う」と言っていたにもかかわらず、今日の国交大臣の決定は分科会での議論の前。

政権内の相当なドタバタぶりが見てとれます。