持続化給付金の支給業務について、政府から委託を受けた一般社団法人サービスデザイン協議会。その金額は769億円。しかし実際は、そのうち749億円という巨額をもって太宗の業務は大手広告代理店の電通に再委託されていた。

委託、再委託ということがないわけではありません。問題は、そのような形になったことが適切かということと、そのような予算執行になったこと対する説明責任が十分果たされているのかという問題。

前者については、769億円のうち749億円が再委託されていたということは、かなり引っかかります。サービスデザイン協議会はまるで「トンネル」。当然、電通に直接委託すればよかったのではないかということになります。この点について納得のいく説明は、所管省庁たる経産省からは無し。

そのような疑問があるので、その説明責任を果してもらうために今日、サービスデザイン協議会を訪問しましたが、その扉は堅く閉ざされ、誰も勤務していませんでした。今日訪問するということは事前に伝えていたのですが。

経産省は、今日行われたヒアリングにおいて、政府が委託しているので政府として私たちが説明します、と言うのですが、上記のようにその説明は極めて不十分でした。

明日以降もしっかりとした説明を求めていきます。