検察庁法改正案についての、衆議院内閣委員会での審議が今日再開され、私たち野党側が質疑に立ちました。

法案の問題点は、検察官を、その時の内閣の判断で定年延長できるとすることで、検察官の判断に内閣の影響力が及んでしまわないかということ。それによって三権分立がおびやかされてしまうのではないかということ。

今日の審議の中で、武田大臣は、検察官の定年延長の判断に内閣の権力濫用が起こらないようにするための「基準」は無いのかと問われ、「無い」とはっきり答えました。今は無く、法の施行時までには作るから、と。

検察官の定年延長が、内閣の恣意的な判断で行われてしまわないか、権力の濫用が行われないか、それが今回の法案に多くの皆さんが、強い懸念を示しているところです。

その肝心な点が不明確なままで、この法案を通すなどということはあってはなりません。

阻止するために徹底的に戦います。