新型コロナウイルスに関する専門家会議が今日会合を開き、緊急事態宣言を延長するに当たっての認識、論点を議論をし提言を行ないました。

安倍総理はそれを受けて、1ヶ月ほど緊急事態宣言を延長する考えを示しました。

今の状況では、緊急事態宣言の延長はやむなし、と思います。

ただ気になるのは、何が、どのようなデータが基準となって延長せざるを得ないとなっているか、客観的なベースが確定的に示されていないことです。

緊急事態宣言の延長は4日に決定するとのこと。その時には、安倍総理にはどのような数字を前提に、どのような基準を下に、延長の判断したのか、ということを明らかにしてもらわなければなりません。

それが「出口戦略」のベースにもなりますから。すなわち、どの数字がどうなったら緊急事態宣言を解除できるのか、ということの基準になりますから。

1ヶ月延長するのは受け入れるとしても、その先の「出口戦略」がどうなるのか、それを国民に明らかにすることが大事で、そのために明確なデータに基づく基準が必要です。