政府は危機感が足りない、だから対応が後手後手にまわっている。

これが今日の衆議院予算委員会での、私たち野党側からの指摘の柱でした。

昨日政府が発表した「基本方針」についても、一体国民は何をしたらよいのか、はっきりせず、政府の姿勢はあやふやでした。

一方、全国から私たちに、「感染しているかもしれないのに検査が受けられない!」という、悲壮とも言える声も続々と寄せられています。お隣の韓国に比べても、日本の検査のスピードはあまりに遅い。政府は一体何をやっているのかという声が高まっています。

クルーズ船を下船した方々への対応についても、一貫せず泥縄状態。下船した方々の中から、発症する例が続いています。クルーズ船への対応がうまくいっていないことは明かではないでしょうか。

今日の審議の中でも、安倍総理は答弁を厚労大臣に振るケースが多く、自らがリーダーシップをもって、国民の皆さんが安心できるよう前に出ようという姿勢は感じられませんでした。

極めて憂慮される状況です。