パキスタン、アフガニスタンで長く医療支援、農業支援等に取り組んできた医師、中村哲氏がアフガニスタンで銃撃を受け、亡くなりました。私にとっては衝撃的で、悲しすぎる知らせでした。

中村医師は、安保法制の審議の際、「日本人が海外で支援活動を行う際、日本は戦争をしない国だという認知を得ているから安全に活動できる。ところが安保法制では日本が海外で武力行使することになるわけで、安全ではなくなる」という趣旨を一貫して発信し続けて下さいました。

国会で審議に当たっていた私たちは、国際支援の現場を知り尽くした中村氏の、現場感あふれるその言葉に、大変勇気を与えられ、気持ちを強く議論に臨むことができました。

中村氏の活動は、医療支援にとどまるものではありませんでした。医師でありながら自ら重機を駆使して水路を作って農業支援を行ったりと、とにかく現場でできることは全て取り組んでいらっしゃるという感じでした。

その中村氏が、凶弾に倒れることに……ショックです。また強い怒りを覚えます。中村さんを失った喪失感はあまりに大きいものがあります。心からご冥福をお祈りします。