注目された今年1月〜3月のGDP統計速報。結果は、年率2.1パーセントの実質成長という、おおかたの予想を大きく上回るものでした。

私も、あれっと思って、その内容を詳しく見てみると、驚きの内容。

高成長の要因は、一言で言って「輸入の極端な減少」。輸出も大幅に減っているのですが、それを上回って、輸入が極端なほど減少しています。その結果、その先引きで、対外要因が数字上プラス要因に働いているだけ。

さらに言えば、輸入のこの猛烈な落ち込みは、内需が相当弱いことを示しています。

個人消費を見てみると、これもマイナス。ですから、日本全体が、極めて弱い「消費力」の状態であることがよく分かります。

ここで消費税率引き上げ……今回のGDP統計で今の日本経済にその力があるとは全く言えるものではありません。