今日から150日間の通常国会がスタート。安倍総理などによるいわゆる「政府4演説」が行われました。

安倍総理は、アベノミクスの成果など色々なことを語っていましたが、まず今問われなければならないのは、そもそもアベノミクスの統計は正しいのか、ということ。

厚労省の基幹統計、毎月勤労統計の不正調査の原因究明も全くなされていない中で、アベノミクスでいい数字が出ているといくら安倍総理が言っても、信憑性を欠きます。

しかも、先週から私たち野党から政府与党側に投げていた質問に対する答えの一部が、今日返ってきました。驚くべきものでした。

まず、私たちの、「今回の不正調査で毎月勤労統計を再集計しなければならなくなったことで、政府全体の統計、発表物のどれだけに影響があるのか」という問いに対する政府の答えは、「わかりません」というものでした。まさに、アベノミクスでいい数字が出ている、と胸を張っても、本当にその数字が正しいのか、はっきりしません。

次に、先週火曜日に出された「中間報告」に関して、「誰が、誰に対してどのような調査ヒアリングを行なったのか明らかにすべし」という問いに対して、一応誰がヒアリングを「受けた」か、という資料は出てきました。

しかし、その内容を見ると、驚くのは、ひとりあたり15分間、という極めて短いヒアリング時間が多数。また「メールでヒアリング」というものもありました。これでしっかりした調査ヒアリングが行われたなどとはとても言えません。

また、誰がヒアリングを「行なった」のか、すなわち本当に外部有識者がヒアリングを行なったのかという点については、結局今日は、回答が出てきませんでした。

極めて不透明なままの、毎月勤労統計、そして政府全体の統計のあり方です。

国会審議の土台すら揺らいでいると言わざるを得ません。