外国人労働者受け入れに関する入国管理法改正案については、これが、全く骨組みだけの法案であって、国会で何を尋ねてもスカスカの状態であることはお伝えしました。

加えて、この審議に関して、政府側が十分な資料を示すこともせず、むしろ資料を隠そうとすらし始めました。

例えば、これまで技能実習制度において多くの失踪者が出ており、これに対してまずは対策をとらなければならないので、政府は2800名ほどの失踪事案に関してアンケートをとって調査を行ってきていました。

今回の審議に当たっては、私たちとしては当然この資料を政府から提出してもらって、審議内容を充実させていこうと考えていたところ、政府側は「事件性がある問題だから」ということで、提出を拒否。

ところが、そもそもこのアンケートは、技能実習制度の見直しのために、過去に国会が政府に対して要請したことを受けて行われていたことが判明。捜査のためのアンケートではありません。技能実習制度の実態がどうだったかを問うアンケートでした。

であれば政府は国会に対して資料を提出するのは当然。ところが、今、都合が悪くなったのか、提出拒否というのは明らかに隠蔽。

こんなことで、充実した審議が進むとは到底思えません。