世界同時株安。

起こるべくして起こったと私は思います。

長年にわたる先進国の超金融緩和。その結果、世界全体での「カネ余り」状況が続いてきました。

一方で、好調な米国経済。そうなると米国は金利を引き上げざるを得ません。その結果、ドル債務に依存しているトルコ、アルゼンチン等の多くの新興国から資金が逃げ出すのは当然です。

予想されたシナリオ通りのこの動きに、株式市場がネガティブに反応しないはずはありません。

新興国の資金逃避の問題だからと言って、あなどれません。何せ90年代末のアジア通貨危機の際には、アジアを中心とする新興国からの資金逃避が、世界経済全体をおびやかしたのですから。

金融緩和は最終的な解決策ではありません。それにあまりに頼りすぎると、大きな反発が危惧されます。日本も同じリスクを背負っています。