森友学園問題で、財務省は今日、改ざん前の決裁文書のコピー、廃棄したとされていた森友学園との交渉記録について、省内調査の結果を国会に報告しました。

廃棄し、ないとされていた交渉記録は、ありました。900ページ超。

なぜ、存在する交渉記録を、国会の場で「ない」と言えたのか。理解できません。さらにそれ以上に衝撃的だったのは、「ない」という答弁にあわせて、実際に記録を廃棄していたということ。それはまさに組織的な「隠蔽」ではないか。財務省は何をやっているのか。

この問題、麻生財務大臣の責任ももちろん免れません。国会で大きく取り上げられていた案件に関して、虚偽の答弁をし、廃棄・隠蔽をしていたわけですから、「部下がやっていた」で済む問題ではありません。