衆議院農水委員会で質疑に立ちました。取り上げたのは、諫早湾干拓の開門問題、卸売市場法改正問題等でした。

まずは諫早湾干拓開門問題について。それまで「開門する」という政府方針であったものを、今春に安倍政権は「開門しない」という方針に180度転換してしまいました。このことを受けて、改めて開門を迫りました。特に先般斉藤農水大臣が訪佐した際には、「開門」の声が佐賀側からあまり出ませんでした。斉藤大臣が誤った認識を持ってはならないので、改めて強く開門を求め、政府の言う「基金案」は絶対に解決策にはならない、むしろ長崎県側の農業者を支援する基金案を作って、開門に向けた取り組みを行うべき、と訴えました。

卸売市場法改正問題については、政府は昨今の取引形態の変化に伴い、市場外の取引が増えてきていること等も踏まえ、そうであれば卸売市場のあり方も思い切って規制緩和してしまえ、という類の話と私は思っています。

生産者の方々がそうしようと思ったら、今でも市場外での取引を行うことはできます。そのような中で、あえて卸売市場制度の根幹を無くしてしまうような規制緩和を今行う必要は全くありません。もしそれを今やってしまったら、むしろ生産者の皆さんが安心して、生鮮農作物を生産し、出荷するということを難しくしてしまうという、負の側面ばかりが前面に出てきます。全く理のない規制緩和です。

これらに対して、残念ながら大臣からは、紋切り型の役所答弁しか返ってきませんでした。これからの農水委員会で、さらに追及していきたいと思います。