10万人、600億円に及ぶ年金の支給漏れ事案については、なぜこのような問題が発生したのか、その原因を正確に突き止める必要があります。

支給漏れが発覚した人のほとんどは夫婦のうちどちらかが公務員であった、すなわち共済年金加入者であったとされていますが、この問題の発生原因が、本当に救済年金とその他の年金制度との間の連携不足であったのか否か。

もしそうでなければ、この問題は厚生年金加入者においても起こり得るものなので、厚生年金においても同様な問題はないか、厳しくチェックしていかなければならなくなります。その場合、問題は相当広がります。

「第二の消えた年金」なのか。それはこの原因究明が語ることになります。

国会での閉会中審査も決まりました。年金の不安を払拭するためにも、しっかり確認していきます。