トランプ氏が、白人至上主義の団体を擁護するかのごとき態度をとっていることに対して非難が広がっています。

世の中に色々な考え方があることは受け止めなければなりません。しかし、やはり人権、平等、自由といった、人々が長い歴史の中で勝ち取り、築き上げ、守り続けてきた大切な価値観については、これは揺るがすことがあってはなりません。

ましていわんや、世界をリードする国のトップに立つ物で者であればなおさらです。世の中の分断を深めるような人物は、世界のリーダーとはなりえません。

我が国も曲がりなりにも世界の中でそれなりの立場を持つ国として、このような基本的な価値観がないがしろにされる危うさが認められる時には、それが米国に対してであっても、言うべきことは言うというスタンスであるべきではないでしょうか。

私は安倍政権の、このような点についてのスタンスについて、注視していきたいと思います。