安倍総理は、自ら記者会見で「国民に丁寧に説明する」などと低姿勢のフリをしていますが、実態は全く違います。

昨晩の稲田防衛大臣の、自衛隊の組織的な政治利用につながる、とんでもない発言に対して、稲田氏は昨晩理由にもならない理由を適当に述べ、誤解を招きかねない内容を撤回するとだけ言ったものの、それ以上の説明は全くなし。

今日、私たち民進党は、外務防衛部門会議を開催し、なぜ稲田大臣があんな問題発言をしたのか、その考えを聞くために稲田大臣の出席を求めましたが、ゼロ解答。

それどころか、防衛省は当初、この外務防衛部門会議に対して、防衛省としては全く出席しない旨を返答してきました。「国民に丁寧に説明する」どころか、「臭いものにはフタをする」かのごとき、逃げの一手の対応です。

いかに撤回したとしても、あれだけはっきり「防衛大臣として」と述べつ、「自衛隊…としてもお願いしたい」と言ったのだから、稲田氏が何をどう考えてあのような発言をしたのか、大臣の資質がそもそもあるのかという観点から、我々としてはしっかり確認する必要があります。

逃げは許されません。