今晩、BS日テレの「深層ニュース」に出演しました。テーマは、森友学園問題に端を発する、「公文書管理のあり方について」。

 

森友学園に対する国有地の払い下げがなぜ8億円も値引きされたか。国会でもその根拠がはっきり説明されず、その経緯等に関する書類は「廃棄した」と。

 

この問題の背景は、公文書管理法。この法律に基づいて、色々な種類の公文書が、保管年限を決められて保管されることになっていますが、その中で「一年未満保存」の分類があります。

 

この部分が問題で、一年未満保存の文書は、その定義も曖昧で、かつ、いつ誰の判断で廃棄されるのかも明確ではありません。したがって、後からいつどのような経緯で文書が廃棄されたかを確認することが難しく、その結果、役所側の恣意的な判断で都合のいいように文書廃棄が行われる可能性があります。

 

私たちとしては、このような問題を解決するために、一年未満の保存期間の文書の文書管理のあり方を厳格化するための議員立法を提案していこうと思っています。