稲田防衛大臣が、籠池理事長に対して、顧問弁護士でもなかったし法律相談はしていないとあれだけきっぱり参議院予算委員会で否定した昨日。

 

ところが、今日になってそれがあっさり覆りました。稲田氏が、籠池氏に対して弁護士として法廷に出ていたことが明らかになり、稲田氏も自らの記憶違いを認めました。

 

しかし、これは単に「記憶が違っていた」で済む問題でしょうか。稲田氏はいやしくも弁護士ですから、10年強前のこととはいえ、自分が口頭弁論に立ったことを覚えていなかったというのは、全く説得力がありません。つまり、覚えていたけれどあえて「なかった」と言った。すなわち虚偽の答弁をしたとしか考えられません。

 

国会に対して防衛大臣としてこの不誠実な態度は致命的です。防衛省に関してはまさにこの数か月、南スーダンPKO活動における日報について、「戦闘があった」と書かれていた日報を隠していたのではないかということが問題になっていた中です。その疑念を晴らすことが急務になっている防衛省のトップとして、自らにことについて真実を語らない大臣が適任だとは言えません。

 

この問題を、みんなが「そうだったのか」と納得できる説明ができるか。それは稲田大臣にかかっています。