集団的自衛権の行使を可能とすることを含む、安全保障法制案が今日閣議決定されました。

 

戦後の安全保障政策を大転換しようとする法案。しかも憲法解釈を変更するという憲法9条の根幹にかかわるもの。それをたった2ヶ月少々の国会での議論で成立させようというのですから言語道断です。

 

ある識者が言っていました。「安倍総理は『切れ目ない』安全保障制度を作っていく、と言っているが、今回の案は『切れ目なく』戦争につながっていくものではないか」と。

 

私もそう思います。来たる国会の議論の中では、国民の皆さんにとってわかりやすい形で、「ああ、こうなっていくんだ」と、そのリスクを示せるような議論を提示していくことが私たちの役割です。

 

それは簡単なことではありません。相当の準備と研究を要します。しかしここが正念場。やるしかありません。