以前私が在インドネシア大使館に勤めていた時の同僚で、今、ニューヨークで国連開発計画で働いている友人が、佐賀を訪問してくれました。
その理由がなかなかで、私の友人は国連開発計画で同じ局に勤務する同僚を連れてきていました。その同僚は日系ブラジル人の女性。その女性の祖先のふるさとは佐賀県伊万里市なんだそうです。ルーツをたどるために、今回お父様と一緒に来日されたそうで、そのお手伝いとして私の友人が同行しているということでした。

私が合流した時は、伊万里市の地元の方々と一緒に、ルーツに関する手がかりを少しでも得ようとお話しをされているところでした。

実は、私も似たような経験があって、国際通貨基金(IMF)に勤めていた時の友達が日系ブラジル人だったので、何ということもなく「もともとは日本のどこなの」尋ねたところ、「佐賀県山内町」ということ。ずいぶん国際的な奇遇だなと思ったことがあります。「狭い世の中」です。