オスプレイの佐賀空港配備の問題が、今日の民主党佐賀県連常任幹事会でも議論されました。
 
もちろん、まだ防衛省から佐賀県に対しても全体像の説明がない中ですし、私も明日防衛省から説明を受けることになっているので、今日の議論でも、今の段階で意見を形成できるようなものではありません。
 
しかし、今回のことは異例な経過を辿っていると言わざるを得ません。例えば、県知事に対する正式な説明がこれから行われようとしている中で、防衛大臣は東京において佐賀空港配備のことを述べています。この種の話で、県民に伝える前に、東京のメディアに先に発表されるというのは、私に言わせれば不適切であり、県民への説明を劣後させている、あるいは既成事実を作り上げようとしているのではないかとすら思います。
 
また、この種の話は同じ県内でも遠く離れてその影響が少ない地域では関心も薄くなりがちであり、ところが近隣地域の方々にとっては死活的に重要であるという問題となります。
 
したがって、直接影響を受ける近隣の皆さんの声を最大限に大事にするのがスジ、という案件だと思います。
 
その観点から言うと、報道されているようなことが事実だとすると、ここまでの流れはいかにも拙速感があります。
 
今日の佐賀県連で議論も、全体としてそんな意見が太宗でした。