私が担当している農林漁業部門における、今国会での議員立法の第二弾は、農業者戸別補償法案です。
 
私たちが政権時に予算措置で行ってきたものを、法律化することでより安定的な制度し、そのことで、農家の皆さんがより安定的な将来を見通せるようにすることを企図した法案です。
 
政府与党は、10年間で農業所得を倍増するという方針を打ち立てていますが、その具体策は明らかではありません。今日の衆議院農林水産委員会でもこの点は若干の議論となりましたが、林大臣からの答弁は、具体策については全てはこれから検討するという趣旨のものであり、そもそも、どの「農業所得」とは具体的には何で、何を倍増するのかすら決まっていないということが明らかになりました。
 
このような信頼性の低い農政ではなく、定着してきた戸別補償を法律化することで、より地に足のついた農政を目指すということが、私たちの農政の自民党との違いです。