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 今日は、本会議も、私が担当する法務委員会も開催されなかた日。そこで、朝から夕刻までびっしり会議詰めでした。

 早朝から、環境部門会議、法務部門会議、地方分権調査会と立て続けに参加したあと、衆議院法制局の方々と打ち合わせ。

 昼には、国会対策委員会役員会に出席したあと、政策調査会メンバーなどとの、参院選に向けての政策などについて議論。続いて、金融庁の担当者との打ち合わせ。

 その後、「次の内閣」閣議に出席(写真)。更にその後には、九州ブロック議員会議、原口一博代議士との打ち合わせなど。忙しい一日でした。

 さて、今日の「次の内閣」においては、参院選も見すえながら、その大きな争点となりうる、「地球温暖化対策」についての我が党の考え方について、議論しました。

 ゴア・元米副大統領による映画、「不都合な真実」なども受けて、環境問題に対する関心が高まっています。1997年に合意された「京都議定書」に沿って、世界的に温室効果ガスの排出を抑える取り組みが現在行われていますが、その進み方は日本においても、その他の各国でも順調ではありません。

 そのよう中、更に世界全体での取り組みを強化していかなければならないとの認識が高まっており、環境問題に先駆けて取り組んできた民主党としては、今回、温室効果ガスの排出量を2050年よりも早い時期に半減していくことを打ち出すこととしました。

 ただ、私はこのような日本だけの取り組みでは十分ではないと思っています。米国です。世界最大の二酸化炭素排出国の米国は、京都議定書を批准していません。すなわち、「私は二酸化炭素を減らす世界的な取り組みには参加しません」と言っているようなもの。

 このような中では世界レベルでの温室効果ガス削減はおぼつきません。しかし、米国の同盟国をうたう日本は、今まで決して、米国に対して、強く京都議定書の批准を求めてきませんでした。

 真に米国の同盟国であれば、一緒に地球環境保全に取り組もうと言えるはずです。しかし、これをわが国は言ってきてはいないのです。これこそ「不都合な真実」です。

 もちろん、現在発展が続いている途上国による温室効果ガスの排出も大きな問題です。しかし、まずは先進国からできることを行うという意味で、私は、同盟国の日本だからこそ、米国に対してモノ申していくべきだと思います。