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 今日は、午前中、佐賀市内の企業の労働組合の事務所にご挨拶。そのあと、白石町で支援者の方のお昼時の集まりに呼んでいただいて、農業問題について議論。

 午後は神埼市内の支援者のところを歩いてまわりながらご挨拶。夜は福富町で国政報告会。(写真)

 イスラエルによる、レバノン国内のイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」への攻撃が激化しています。民間人の被害も拡大していて、30日には南部の町カナにおいて、イスラエルの攻撃により、60人以上が死亡、そのうちのおよそ半分が子どもたちであったという、惨劇が生じました。

 イスラエルの「ヒズボラ」への攻撃は、対テロの闘いの一環であると米国は主張していて、イスラエルの立場は擁護し続けています。

 テロに対して断固たる態度で臨まなければならないことは異論のないこと。しかし、多くの民間人の被害も巻き添えにしながら拡大している、現在のイスラエルの攻撃はどこまで正当化されるのでしょうか。

 国連においてイスラエルの動きを抑制しようとする動きが出ても、米国の反対でなかなか進みません。

 繰り返しますが、断固たる対テロ対策は言うまでもなく重要なこと。しかし多くの無辜の子どもたちの生命まで巻き添えにして拡大する現在の空爆の広がり、これをどこまで正当化できるかは、国際社会として厳しい目でチェックしていく必要があるのではないでしょうか。

 さもなければ、「対テロ」という名のもとに、あらゆることが許されてしまうのではないでしょうか。人の命の尊さは、世界中においてどこでも変わらないはずです。