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 今日は、早朝の飛行機で東京から戻り、まずは昼時に自宅で支援者の方と面会。

 午後は、鹿島市防衛協会の総会に参加してご挨拶(写真)。その後、鹿島市で農家の方々との意見交換を行ったあと、夜は佐賀郡の漁家の方々と、有明海再生の問題について意見交換。

 有明海で海苔や貝などの漁で生計を立てていらっしゃる方々は、みな諫早湾干拓の潮受け堤防締め切りの後、潮流の変化のために漁獲量が著しく減少し、大変苦しい状況に追い込まれていらっしゃいます。

 いろいろな調査から、漁獲量の減少は、潮受け堤防締め切りによる潮流の変化がその原因となっていることは明らかなのですが、政府は頑なにそのことを認めようとせず、抜本的な解決は程遠いものとなっています。

 漁獲量の減った海とともに暮らす皆さんの苦しみは、尋常なものではありません。今日のような意見交換の場に参加しても、皆さんの、ふりしぼるような言葉に、私自身も声を詰まらせてしまうことがあります。

 政府はそれまでやってきた事業の誤りを絶対に認めようとはしません。これに解決の道があるとすると、やはり政権交代がもっとも確実な道だと思いますし、そのことを皆さんに訴えました。

 「なかなか突破口が見つからないんです」 ひとりの方がおっしゃいまいした。確かに現状では、有明海再生の道に、これといった突破口が見つかっていないのが現状です。

 「宝の海、有明海」

 これを取り戻すためには、何としても政権交代を成し遂げなければなりません。