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 今日は、午前中原口一博代議士の事務所で、原口代議士、川崎稔副代表(参議院総支部長)と集まって、午後の小沢代表の来佐に向けて打ち合わせ。

 そして今日午後、小沢代表の来佐をお迎えしました。

 今回の来佐は、来年の参議院選挙をにらんで、今後候補となられるであろう人物、もちろん佐賀の場合は川崎稔さんですが、がいる県に対して、代表が激励に行くという取り組みの一環で行われたもの。山形、徳島、香川に続いて佐賀県が四県目です。

 代表のこれまでのおつきあい、あるいは川崎さんのおつきあいなどを踏まえつつ、また時間の制限もあったことから、限られた訪問先にはなりましたが、弘学館、佐賀新聞、佐賀商工会議所、佐賀県農業共同組合中央会などを訪問し、また小沢代表の個人的なお付き合いのある方との面会、川崎さんの後援会の幹部の皆さんとの面会などを行っていただきました。(写真は農協中央会を訪問したときのもの)

 その後、夕刻に記者会見を行い、民主党関係者、連合関係者としばし懇談したあと、駆け足で佐賀空港に向かい、夜の便で東京へ戻る、という強行軍でした。

 私も、川崎さんとともに随行し、東京に戻るところまでお付き合いしたわけですが、移動中の車の中や、あるいは懇談の場などで、繰り返し小沢代表は、選挙の戦い方として、「とにかく歩くこと。とくに佐賀のような地方部はどれだけ地道に歩いて一人ひとりの方とお会いしていくことができるかが鍵」と繰り返し述べていました。また、「そうやって支援をしていただくということが民主主義の基本であって、その基本が十分できていないところに民主党の問題がある」と述べておられたことが大変印象的でした。

 その言葉から、小沢代表の極めてシンプルな考え方がはっきり見て取れます。

 すなわち、とにかく今の日本の政治は、来年夏の参議院選がひとつの大きな鍵。与野党の議席数はわずか15。しかも今回改選になる自民党の人たちは、5年前の小泉新総理ブームの中で大勝した人たちですから、今回は自民党は減る方向ではないかと言われています。8議席がひっくり返れば、参議院で与野党の勢力が逆転するわけです。

 そうなれば、衆議院でいかに与党が絶対多数を持っていようと、参議院で法案が通らないことになり、政治的には極めて流動化します。

 流動化すること自体が目的ではありませんが、与野党の勢力がより拮抗するということですから、そのような状況は、政治が国民の声により敏感になり、国民にとってはいいことです。

 そしてその参議院で与野党逆転するためには、地道な日常活動、すなわち毎日歩いて歩き回る、地元の方々とひとりひとりお会いして話しを来ていただく、そのような地道な活動が重要ということです。

 この小沢イズム、川崎さんもそして私も今日しっかり受け取りました。

 小沢代表は、今日の面会と面会の間の移動中に何度か鳩山幹事長から電話が入っていたときに、「いまいくさの真っ最中だから少し待ってもらいなさい」と指示していました。そして川崎さんと私に対して、「僕はひとつひとつの面会に対して、いつも最高に緊張して臨んでいるんだ。それこそ戦場に臨んでいるというくらいの覚悟でやっているんだ」と言いました。確かに近くで見ていると、そんな気迫十分。

 改めて気合の入った一日でした。参議選、本当に重要です。