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 今日は、朝、党財政改革チームを開催し、税制改革について、学者の方をお招きしてヒアリングを行うことからスタート。

 その後、日本銀行の方から、日銀が最近出した「展望レポート」の内容についてヒアリングを受けたあと、佐賀からの来客の訪問をお受けしました。

 昼は、党の税制調査会の会議で、地方税について議論を行ったあと、午後は、再び党財政改革チームにおいて、社会保障制度改革の財政的効果について議論。

 夕方から夜にかけて、長時間にわたり、党教育基本問題調査会が開催され、教育基本法の改正案の我が党案について議論。(写真)

 今日で4回目のこの会合。まだ意見集約の段階ではなく、いろいろな意見を述べ合っているところですが、やはり議論の中心は、「国を愛する心」を条文に盛り込むか否か。

 参加各議員は、それぞれの信条などに基づいて、いろいろな意見を持っています。今の段階では、「愛国心を盛り込むべき」「盛り込むべきではない」という意見の双方が出されており、まだまとまってはいません。

 私自身としては、もちろん国民のひとりひとりが国を愛する心を持つことはよいことだし、当然のことだし、その点については全く異論はありません。例えば学校の先生から「国を愛するべきだよ」と言われたら、「そうですね」と答えると思います。

 しかし、「愛国心を持つべし」ということを、「教育に関する憲法」と言われる教育基本法に盛り込むべきかというと、そのような国民ひとりひとりの内心にかかわることまで、教育するべきとして国が規定するべきなのかということについてはやや疑問があります。

 明日の衆議院本会議で、いよいよ教育基本法に関する特別委員会が設置されます。委員会で議論が始まるのも間近。党での議論も次第に熱を帯びます。