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 今日は、早朝、神埼町の仁比山地区にある茶庵に、知り合いの方に呼んでいただきました。

 

山の中に少し入って、人家の少ない地域。人里を少々離れたところに小さく隠れるようにたたずむ茶庵。中に入ると、目の前に桜の木が枝ぶりを伸ばし、さらにその向こうに、佐賀平野が見下ろせます。

 

 今朝はあいにくの小雨模様でした。ただ、雨であったために、桜の輪郭が優しく、柔らかく見え、またその向こうに見下ろす佐賀平野も、小雨にぼんやり霞んでいます。静かな茶庵の中で、そんな景色が大変落ち着いた、静かな雰囲気を醸し出しています。日ごろの喧騒を離れた異空間にひと時身をおいたような感覚にとらわれました。

 

 「大串さん、毎日本当に忙しいでしょうけれど、たまにはこんな人里離れたところで時間を過ごして、心を落ち着けるのもいいでしょう?」と、今日お誘いしてくださった方。私の最近の様子、心境もお見通しのようです。

 

 確かに最近、国会での議論や、メール問題への対処などで忙殺され、また佐賀と東京を毎週往復するあわただしい生活の中で、ゆっくり自分を振り返る時間もまったく持てず、心を落ち着けて過ごすひと時もなかったような気がします。

 

 いれていただいた煎茶の、なんとも言えないおいしさとともに、雨の中に小さく揺れる桜の花びら、霞んだ佐賀平野を眺めながら、心にその場所の静けさがしみこむような気がしました。

 

 早朝のひと時、心を洗った後、再び日常の活動へ。

 

 鹿島市へと移動して、午前中のうちに「鹿島ローターアクトクラブ25周年記念式典」、及び「18年度鹿島消防団入退団式」に参加して、ご挨拶をさせていただきました。

 

 午後は、小城市の支援者の方々に挨拶回りを行ったあと、大和町で行われていた花見に参加して仲間の皆さんにご挨拶。(写真)

 

 夕刻は、再び神埼町へ。櫛田宮の春季大祭に参加して、神事をともに行わせていただきました。

 

 明日からの行政改革委員会に向けて、夜の飛行機で東京へ。いよいよです。気合が入ります。そして、今週末までには新しい代表を選ばなければなりません。これについても今週早々からいろいろな動きがあるものと思われます。民主党が立ち直れるかを大きく左右する、重要な一週間です。