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 今日は、午前中、衆議院予算委員会での一般質疑。いよいよ今日の民主党トップバッターとして初質問に立たせていただきました。(このブログの左上にある「大串博志の公式ホームページ」をクリックしてみてください。今日の写真が載っています)

 予算委員会二日目という重要な場面で、しかも、耐震偽装問題、ライブドア問題、米国産牛肉輸入再禁止問題が生じて、野党としての真相追求能力が問われている中でしたので、大変緊張しました。我が党の野田国会対策委員長も昨日の記者会見で「明日は我が党のルーキーが質問に立ちますから」とわざわざ言っていたらしいということがわかって、いかにも国対委員長らしい間接的プレッシャー、やられたなぁと思いながらのスタートでした。

(質疑の模様は下の衆議院HPでご覧ください)

 http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm

 まずは、米国産牛肉輸入再禁止問題について、昨年12月12日に、日本政府が米国産牛肉の輸入再開を決めたとき、危険な牛肉が入ってこないような仕組みが米国でしっかり出来ているかどうかを、政府としてちゃんと確認していなかったのではないか、という点を確認するべく議論展開。

 農水省の副大臣(中川大臣は海外出張中)からは、あやふやな答えしか返ってきません。何度も質問をしつこく繰り返しますが、答えはあやふやなまま。最後にやっと、米国大使館の人間を呼んで、「米国としてしっかりやるということを聞きました」ということでした。たったそれだけの確認作業しかしないで、米国からの牛肉輸入解禁を決定していたのでした。

 そのお粗末な決定の結果、たった一ヶ月のうちに、輸入されるべきではない肉が国内に入ってこようとしていたことが発覚したわけです。

 ここには明らかに政府の失態があります。輸入が再開されてから、すでに1500万トンもの米国産牛肉が日本に入ってきているのです。

 国民はひょっとすると危険な肉を食べるかもしれない。そういう、国民にとっては非常に心配な状況であるにもかかわらず、政府から十分な確認作業を行ったかどうかについては明確な回答はなく、「米国がしっかりすると言っていたのだから、米国の責任。日本には責任はない」の一点張り。

 それにしても政府というのは、自分に責任があることを認めないものです。国民が本当に米国の危ない肉を食べてしまったときに、政府の誰が責任をとるのでしょうか・・・・・。誰もとらないんでしょうね。

 そんな変なことにならないように、これからも政府の責任をしっかり追及していかなければなりません。

 そんな牛肉問題を、熱く質問していたら、時間が足りなくなってきて、残りの質問を足早に行って、持ち時間50分弱を終了。

 まあ、100%OKとはいきませんが、初回としては何とか乗り越えられたかなと思います。次回の質問の機会まで、また勉強開始です。

 その後、夕刻の便で佐賀に戻り、夜は、三日月町の支援者の方々に懇親会を開いていただきました。多くの方々に参加していただいて、本当に感激です。(写真)