今日は、午前中、小城市の支援者のお宅でミニ集会を開催していただき、参加。

 午後から夕刻にかけては、大和町の支援者の方々に挨拶回り。夜は、牛津町で支援者の方々との新年の会合に参加。

 ところでこのところ、小泉総理が民主党のとの大連立を示唆し、またそれに対して前原代表が「99.99%ありえない」と、0.01%はその可能性があるように応えたため、「自民党と民主党の大連立はあるのか??」ということがよく話題に上っています。

 私は、このような大連立が行われる可能性はないし、またあるべきではないと思います。

 なぜあるべきではないか?それは今の日本に必要なのは、政権交代が可能な二大政党が互いに競い合うことだからです。

 仮に大連立がなった場合、それによって得られるメリットは、政権が絶対的に安定するということです。しかし今の日本に必要なことは政権の安定でしょうか。国民の皆さんは、今のところ「政権がコロコロ変わって大変だから、安定して欲しい」などということを求めていらっしゃるのでしょうか?私はそうは思いません。

 今の日本に必要なのは、政治の世界での緊張感です。いい政策を常に出し続けないと、政権が交代されてしまうという緊張感です。互いに競い合う複数の政党が、緊張感をもって切磋琢磨しあうことによって、よりよい政策がおのずと出されていくようになります。それが結局、日本にとってよい結果を生むのです。

 このことは非常に明らかなことのように思われますが、なぜ小泉総理が大連立を言い出すのか理解できません。小泉総理は常々、「官から民へ」「民間でできることは民間に」ということを訴えていますが、その意味するところは、民間経済が有する健全な競争がよい結果を生み出すということだと思います。

 その考えを徹底させれば、政治の世界にもより健全な競争があったほうがよいはずであり、そのためには、大連立より、政権交代可能な二大政党が角付き合わせる状況のほうが望ましいはずだからです。

 日本のためには、大連立は絶対に望ましくありません。