今日は午前中に、会議2件。まず、党の決算行政監視調査会で、特別会計の見直しについて、党としての考え方をまとめるべく会議。次に、財務金融部門会議。先のジェイコム株の売り誤発注問題で、システム上の問題を起こした東京証券取引所、みずほ証券、金融庁などからヒアリング。

 それらの会議が長引いて、昼ごはんもを食べる間もなく、羽田空港へ。午後の便で九州へ。

 夕刻は、小城市内で何件かの挨拶回り。

 ところで、今日の決算行政監視調査会では特別会計の見直しについて、我が党案を実質的に取りまとめる予定でした。直島正行調査会長、馬淵澄夫事務局長らの骨折りのもと、概ね異論なく成案が得られる・・・はずでしたが、あるひとつの特別会計について一名の議員の方がどうしても一般会計化は反対!と頑張られて、全員一致で原案通りの成案、とはならず・・・・。

 直島会長、馬淵事務局長や、私もおよばずながら、いろいろ述べて説得申し上げようとしたのですが、聞き入れられず残念。

 せっかく党を挙げて、特別会計を抜本的に改革していくことを重要事項として取り上げて、与党に対抗しようとしているところなのですが・・。特に政府・与党側の案が、複数の特別会計の統合に終始し、特別会計そのものの廃止までには踏み込みきれていない様子なので、絶好のチャンスなのですが、攻めるはずのこちら側が一人の議員の反対でもたつくなんて。

 そもそも、現在の党の意思決定の方法では、ひとりの議員でも、案の取りまとめの際に大きな声をあげて反対すれば党としての合意になりません。これから政権をとっていこうというときに、しかも仮に本当に政権をとれば、政府というのは次から次へといろいろな問題がとびこんでくるので、どんなに党内に異論があろうとも、それを乗り越えて短期間に意見集約を図っていかなければならないのに、このような完全全員一致の意思決定方式でいいのでしょうか??

 このような党の意思決定方式も今後見直していかなければならないと思いますし、また党の議論の中で誰がどのような意見を述べているのか、広く国民にも知っていただいて評価していただけるように、以前から党内の会議を公開するべきと主張してきているので、なんとかこのような提案も取り上げてもらえるよう引き続き頑張っていきたいと思います。