今日は、午前中に佐賀から東京に移動し、国会に直行。

 午後一番に開催された衆議院本会議に参加。そこでは、政府提案の障害者自立支援法案の採決が行われました。

 よく知られているように、障害者の方々が施設などにおけるいろいろなサービスを受けた場合に、それに応じて定率の負担を負わせるものであり、障害者の方々からも、「これではどうやって生活していけというのか」と、強い異論が提出されていたものです。

 民主党は、これに対して、定率負担を含まない対案を作成して提出、議論に臨みましたが、最終的には数の論理が勝ります。採決においては、民主党案は否決され、政府案が可決されました。

 確かに、障害者サービスの需要が伸びる中、何らかの手段をもって、今後も持続的に障害者の方々に満遍なくサービスがいきわたるような、財政的仕組みを構築していく必要がありますが、一律に障害者の方々に定率負担を求めることがベストな解決策ではないと思います。

 でもやっぱり最後は数の論理。悔しい。ふと自民党議員の席を見ると、83人の新人議員やそれ以外の議員がどっさり。「あの中で、どれだけの議員が、本当にこの政府案の内容を知った上で賛成しているんだろうか。。。。」との思いが頭をよぎります。

 数で大幅に負けているとはいえ、なんとか、議論を工夫すれば負けないような方法はないんでしょうか。。。。。。そんな魔法の杖みたいな対抗策はないのかな、本当に悔しい。