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 今日は、一連の民主党内の会議が午前、午後と続く。その合間を縫うように、佐賀県電力総連の定時大会にてご挨拶。
 
 夕刻に電力総連の懇親会に出席した後、夜はいとこが主催する、友達の皆さんとの飲み会に合流。このいとこは、私にとって実の妹のように大切な三姉妹のうちの長女(写真)。皆さん宜しくお願いします。
 
 ところで、一昨日、サミットの開催を狙いすますように、ロンドンにて同時多発爆発事件が発生し、テロとの見方が強まってます。
 
 ロンドンにはこれまで何度も、公用、私用で訪れ、友人もたくさん住んでいるので、気が気でありません。
 
 テロは許されざるべき犯罪行為であり、各国が強い結束を持って、テロに屈しない強い態度を示していく必要があります。
 
 しかしその一方で、私としては、テロに対する米国の、武力一辺倒の対応が果たして適切か、疑問があります。
 
 これまで、米国を中心とした世界的な取り組みは、テロの温床となっていた、アフガニスタンをたたき、イラクをたたき、とにかく力で制圧、ということが基本線だったと思います。
 
 ただし、そのように武力である地域を制圧するという対応で、本当にテロをなくすことは可能なのでしょうか。そもそも、テロは国家とはやや離れて、ゲリラ的な集団を基礎として広がっていますから、ある国家や地域をたたいて、テロを根絶することが可能なのか、またそれに加えて、武力をもっての対応は、やられた側にさらに憎しみを植え付け、テロをますます増幅させる結果とならないか、と思うのです。
 
 このような疑問に対して、客観的に答えを出しうる人は、世界中のどこを探してもいないのではないかと思います。なぜなら、上記のような問いかけ自体が、そもそも客観的な答えを出すことが不可能な性質のものだからです。この点、ブッシュ大統領が「テロ根絶のためにはイラクをたたかなければならない」と極めて単純に言い切ったことには、違和感を覚えます。
 
 私は、99年から2年間、インドネシアにおいて外交官として勤務しました。インドネシアに赴任してすぐ、9・11のテロが発生し、赴任期間の2年間は、バリ島爆弾事件やそのほか多数、小規模な爆弾事件が身近なところでも発生しました。
 
 私は、インドネシアというイスラム教の大国で、テロVS先進国のせめぎあいの中で、人々がどのように反応するかを、肌で感じることができました。そこでの経験を踏まえると、どうしても、武力攻撃一辺倒が、テロ根絶にもっとも効果的かという疑問が頭を離れないのです。